どうも、空の子です。今回は自分がついついやってしまう癖の話です。お暇な時にどうぞ。ちょっとグロくなったかもなので注意。


私には「爪を噛む」という癖がある。小学生の時には注意されていた記憶があるけど具体的にいつ頃からなのかは全く覚えていない。でも多分きっかけになった出来事みたいなのは覚えている。


きっかけは家の木材に爪をたてたことだったと思う。家は木造なので土壁と木でできている。ある日何となく壁の木材に爪をたててみたらくっきり跡がついた。面白くて対象になるように爪をたててみたらそこだけポロッととれた。当時の私は楽しくなってしまいいくつも跡をつけたりくり抜いたりして遊んでいたのだが、後で父親にバレて「それ以上傷付けたらお前の爪剥がすぞ」と怒られた。めちゃくちゃ怖かった。私の父親は怒り方が怖い。当時の私は悪気がないんだからもっと言い様があると思うのだが今でも口答えなんてできやしないので一生伝える機会はないと思う。


話がそれたがその時に爪の先が折れ曲がってしまい、気になって齧りとった記憶がある。今まで気にとめたことのない爪という存在と爪が短くなった時の指先の開放感を知った瞬間だった(大袈裟かもしれない)。



1度爪を噛んでそれで終わらなかったのには理由があると思う。爪を噛むとどうしても形が歪になったりギザギザする。そうすると気になって平らにしようとする。やすりを使えばいいのだけれどそんな知恵は持ち合わせていなかった私はしょうがないから歯で削る。しばらくはそれで落ち着くがある程度伸びてくるとまた気になる。ので噛む。ギザギザになる。削る。伸びる。噛む。これを数年間ずっと続けていた。



親には注意されるし何となく人前では控えていたと思う。でも1度癖になった行動はなかなか変えられない。爪を噛むのは深爪になりやすいので自分でもやめたかったけど、やめられなかった。なんなら徐々にエスカレートしていき、爪だけではなく指先の皮も噛むようになってしまった。中学生くらいの頃は爪を噛む姿を想像して結構おぞましいのではないかと思いいたり、噛まずに折ってちぎるようになった。そしたらささくれをとる癖が新たにできてしまった。ささくれというレベルをはるかに超えて(肉が出ない程度に)指の皮を剥いていた。酷い時は右手の中指の指先横のあたり(ペンだこができる位置?)の皮が剥かれすぎて2層構造になっていた。当時は1週間に1回は流血していた気がする。そういえば絆創膏を持ち歩くようになったのはこの頃からだ。最近「なんで大して使わないのに持ち歩いてるんだろう」と疑問に思っていたのですっきり。



痛いし不衛生だしやめたい理由は沢山あったしやめようと頑張ってもいたが治せないまま高校生になった。自分で買い物する機会が増えてバッファーとシャイナーの存在を知った。これらはいわゆる爪磨きの道具で、バッファーが爪の形、シャイナーが爪の表面を整えるためのものだ。爪が伸びてきたらこれで削り、手入れをするようにした。バッファーを使うと流血することなくギリギリまで爪を短くできたしギザギザにもならなかった。シャイナーで爪の表面を磨くとピカピカになって嬉しかったし楽しかった。何より自分で手入れした爪を噛むのは気が引けてだんだんと爪を噛まなくなっていった。今でも大変お世話になっている。




考え事をしている時や強いストレスを感じた時、バッファーとシャイナーがない時は今でもたまに噛んでしまうので完治したとは言えないが、だいぶマシになったと思う。おばあちゃんになるまでには治したいが、ボケたら再発しそうだなとも思う。老後の蓄えにはバッファーとシャイナーも入れておいた方がいいかもしれない。



以上、癖の話でした。眠い状態で考えたので誤字脱字、その他おかしいところがあったらごめんなさい。文もぶつ切りのものが多いと思うけどあまり気にしないように。それではさようなら。バイバイ👋